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企業によっては、ISOの資格に関してアピールしている事があります。最近では、多くの企業は公式サイトを保有しています。それで会社の詳細を確認してみると、ISOを取得済みとアピールされている事もある訳です。ISOの内容は、色々あります。セキュリティの分野もあれば、顧客対応の品質もあります。後者に関するISOを取得済みの企業なら、外部から高く評価される事も多いです。顧客対応に関する資格を取っている以上は、丁寧に対応してくれる企業だと見込まれるからです。ところでISOには、内部監査もあります。ISOを取得済みの企業は、何らかのルールに基づいて動いています。例えば、問題なく顧客対応する為には、どのように行動すれば良いかルールも定められている訳です。しかしルールを決めるだけでなく、それが正常に守られているかどうかも確認する訳です。たとえルールが決められても、守られなければ意味がありません。従業員がそのルールを守っているかどうかも、担当者が確認していくのが一般的です。それだけでなく、マニュアル作成なども行います。企業によっては、派遣社員などの短期雇用の従業員が入ってくる事もあります。外部の社員ですから、顧客対応に関するルールを知っていない事も多いです。そのような外部企業の人物でも、問題なく顧客対応できるように、所定のマニュアルが作られる訳です。またマニュアルが分かりやすいかどうかも、常に確認されます。すなわちルールやマニュアルが定められれば、「監査」される訳です。いわゆるISO内部監査です。ただルールが定められても、何らかの問題点が生じる事もあります。その場合はルール自体に問題がある可能性もあるので、ルール見直しをする事もあります。それで会社がISOの監査状態を作り上げたら、外部の機関が審査を行う訳です。ISOを取得できる状態かどうかを確認し、審査に通れば資格を持っている状態になります。すなわちISO内部監査を取得済みなら、きちんとしたルールを定めていて、その運用も問題無いと見込まれる訳です。ですから信用性を重視する企業としては、ISO内部監査に関心を抱いている事も少なくありません。